今から8年位前になりますが、仕事の閉塞感から起業を考えました。「どうせだったら自分の好きなこと、適性にあったこと、やりたいことで起業をしたい。」でも何をしていいかわからない。。当時は個人的に家庭問題で深刻な悩み。。離婚とそれに伴う子どもたちの問題なのですが、こちらに意識のほとんどがあったこともあり、コンサルタンタントの方からは「離婚カウンセラー」をしたらいいんじゃないですか?みたいな事を言われました。確かにこの問題を克服した後に、そういう形で他者貢献できる道もあるかな~と思ったのですが「ちょっと違う」という違和感は大いにあり、起業を目指す仲間達との交流の場もあったのですが、何度か顔を出すうちにフェードアウトしました。
そこに集っている人達の特徴として、「自分は〇〇の(ターゲットペルソナ設定)〇〇という問題を解決する、◯◯屋です。」というコンセプトをしっかりと持っている人達で、後はどう展開して収益を上げていくかという段階の人達ばかりでした。中には私のように「僕にはやりたいことが何もないわからない」という人も若干いましたが、私と同様に居心地が悪そうでした。
今から考えると、自分自身をもっと深掘りする内容が必要だったんだなと思い至っています。でも社外の人間関係が色々できたことは純粋にうれしかったです。はじめて会合に行った帰りにFacebookの友達申請がたくさんきたことは本当にうれしかったですね。何しろそれまでは、既に見知った人達と数人つながっているだけでしたから。。。
中には自分の趣味(鉄道 ワイン 中古PC等)を事業化しようとしている人達もいました。趣味性の強い内容は、できる人とできない人に分かれるなとは感じました。これも、どれだけ自身を深掘りしているかがポイントのような気がします。
起業への思いはあるものの具体的には動けずに時は流れていったのですが、交流会や勉強会等に顔を出すことは心がけてまして、仲の良いグループ、居心地の良いグループもいくつかできました。スマホやSNSがこの世に存在する恩恵を50才にして享受して今は過ごしています。