自分2.0へ! 50代からの再挑戦・自己覚醒録

人生のリカバリーショットを放つべく再キャリア構築の旅https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11013598

己つなぐ鎖断ち切り。。。

己つなぐ~鎖断ち切り~。心縛る~闇を切り裂く~♪とくればあの名曲しかありません(説明は割愛)まさに鎖を断ち切って人とししての歩みを始めた20代後半の私です。

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会社を辞めてすぐに、同僚の女性の旦那さんの紹介で、保守点検の仕事を2ケ月くらいしました。これが万馬券を当てたような高待遇でした。15,000円/日給 仕事内容は小田急線のホームに設置されている監視カメラの点検保守。基本全駅での作業があるのですが、乗降客が少ない小さい駅では、すぐに作業が終わってしまいます。移動時間が長くなるので拘束はされますが電車乗っているだけです。

景気のいい時は新宿駅のような夜勤でやる場合には更に1.25倍だったようですが、元奴隷としては十分な報奨でした。これで生き返ることができました。

この間、色々と考えるところがあって、先の社長さんのところで一緒に仕事をやれないかとお互いに考えたのですが、やはり厳しいと感じて就職を目指すことにしました。

そこでリクルートの職業紹介所に赴き人材登録しました。まずは簡単なテストを受けます。

簡単と書きましたが、今から振り返ってみると結構難しかったかもしれません、ちょっと公務員試験っぽかったかな?私も数学は良くわからなかったので適当に答えを選択しましたが(選択式)アドバイザーのおじさんからは「良くできてたな~」と褒められました。

私と同じように、登録しようとして訪ねてきた体格の良い男性が問題の難しさに面食らって「すみません。自分では無理です。。」と言って引き止められるも帰っていった場面を見たのを覚えています。

ここで何社か紹介されるのですが、「ことごとくダメ」でした。なんというか面接時に面接担当者と自分の格の違いを感じすぎて仕方が無かったです。「ああぁもう立ち居振る舞いから何から全てにおいてこの人と自分は違う。。かなわない」と思ってしまい相手に飲まれてしまいました。

ここで、転職経験者であればおわかりの事と思いますが、面接時に必ず聞かれる事の一つ「なぜあなたは辞めたのですか?」これにどう答えるか。。。。

 

なぜ辞めたかだって。。社長が坊やだからさ」

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とヤサグレながら答えたいのが本音ですが、それが通用するような面接官ではありません。この問に対して正直に「社長が常軌を逸したパワハラ野郎で、事実私は怒鳴られて心臓マヒを起こしそうになりました。このままでは心身の健康どころか生命の安全をも脅かされると感じて止む無く自己都合退職しました。」と答えたら、十中八九採用は厳しいでしょう。

転職アドバイザーのおじさんには正直に退職理由を伝えたのですが、あまりピンとこなかったようで「余計な事は言わずにキャリアアップを目指したいからというような方向性で退職理由を考えて」と言われました。

よく言われるのが、職場の人間関係を理由に辞めたというと、「また自分の会社に入ってもらっても同じように人間関係のトラブルで辞めてしまうのではないか?」と採用担当者が危惧するということです。(なんという浅い見方でしょう・・・・)

まぁ納得がいかないながらも、自分なりにキャリアアップ志向をアピールしながら面接を受け続けましたが本当に思うように行きません。当時はバブル崩壊後の不景気風🍃が吹き荒れていましたので、会社を選んでいる余裕はなく、仏壇の営業なんていう当時の若者が絶対選ばないような業種の面接もアレンジされました。さすがに異業種すぎて断りましたが。。

この時よくわかったのは、本当に自分がやってきたことは単なる物売りで、汎用的なスキルが身につく内容ではなかったのだなということです。絶対にここで採用されるだろうと手応えがある会社で落とされた時は暗雲たる思いに駆られ本当に頭を抱えました。

受けては落ち、受けては落ちを繰り返して、ようやく退職から半年たって再就職が決まりました。。しかし一度押された奴隷の刻印は、隠しても隠しきれるものではないらしく新たな奴隷商を引き寄せることになるのであります。。

 

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