自分2.0へ! 50代からの再挑戦・自己覚醒録

人生のリカバリーショットを放つべく再キャリア構築の旅https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11013598

死なないと治らない。。。。

前回からの続きです。当時の自分はとにかく健康状態が悪かったのですが、超ゆるゆるの就業環境と自社の健康食品を飲みまくったおかげで、人としての健康を取り戻す事ができました。

そして代理店支援のために地方出張に一人で出かけることも増え、ちょっとした小旅行気分を味わってました。代理店の方も皆親切でご馳走でもてなして頂くこともあって本当に感謝でした。その一方で「”これはマズイぞ。。”」と感じる場面も多くあり、いわゆるSF商法の片棒を担がせられそうになることも度々ありました。

もちろん現場の代理店の人たちは全く悪気はありません。むしろ善意。しかもお客さんの怪訝な表情にも気づかないほどの善意に溢れていました。良くヤクザがシノギの仕組みが壊れないように生かさず殺さずができるのは、自分達が悪事を働いているからだという自覚があるからだと聞いた事がありますが、自分がやっている事に一片の悪も入っていないと思い込んでいる人達は善悪の判別がつかないので、ある意味大罪を犯してしまいます。入るべきところに入ってはじめて気がつく人もいるのでしょうね。歎異抄にもあるように「善人尚もって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」という事でしょう。

私はあくまでも講演会(商品説明と健康の話)の先生のポジションを死守し、個別の相談はできませんというスタンスを守りかろうじて逃れてきたのですが、たまたま私の地元で仕事に赴いた歳に自分の顔写真入の健康イベントのチラシが、街角のお店に貼られていたのを見て「これはヤバイ!」と心底思いました。。

たまたま前職(派遣就業時)に個人情報保護管理者の資格をとっていた事と、当時は個人情報保護法が施行され、みななんだか良くわからない状況下だったこともあり、その流れに乗ってコンプライアンス寄りの仕事のポジションを作ることができました。これは自分にとっては大きなリスクヘッジとなります。

案の条、その後の販売において特商法違反や薬事法違反に抵触するようなケースが頻発してきたので、そういう事が起きないように私もコンプラの指導をするポジションに就いたのですが、現場の販売の意向としては、倫理的な経営というよりは「脱法指南」を強く求めている事を感じ心底「◯◯は死なないと治らない」と痛感しました。