自分2.0へ! 50代からの再挑戦・自己覚醒録

人生のリカバリーショットを放つべく再キャリア構築の旅https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11013598

人を育てる環境・風土がない組織では、自ら勉強しないとかなり恥ずかしいことになる。。。

私が現在属している会社の最たる特徴だと思うのですが、トップ層の人間ほど”外界”との接触を極端に拒みます。。初見の人と会う時も”身内か身内でないか”ということをまず最初に聞いてきます。この場合の身内というのは、同じ信仰を持った”同志”であるかということなのですが、それを確認するための”符丁”があって、身内と確認しあうと安心して話しができるわけです。

ずい分前に”拳児”という中国武術を扱った漫画がありましたが、主人公の拳児が、失踪した祖父を訪ねるために単身、中国に渡った時に、中国の老大人と会う場面でコップの水を指につけテーブルの上に点々とつけていく”符丁”を見せ、「これで君が身内だと言うことがわかった」と言われるシーンがあるのですが、まさにそれに準ずる閉鎖性です。

 

 一応、教義としてはかなり懐深い事を標榜しているんのですが、実際の在り様は”ウチと外”に分ける二元性の強い排他的な感じです。

従って外界との関わりは”穢”と見なされる反面、憧憬と嫉妬の混じった視線を感じる場合もあり、なんとも不思議な様相を呈しています。

ここからが本題なのですが、要するに私が今関わっている業務は、私自らが積極的に動いて獲得した”外との関わり”の領域です。というと、前例がないので自分で学んで自分一人で判断しないといけないわけです。

とにかく、私も思考停止になる事ばかりやってきた事もあり、ずいぶんと失敗してきました。社内で誰に聞いてもわかるわけない事なので、気軽に外の人に相談できる環境をつくっておけば良かったのですが、それも当時はままならず、今思い出してみても「こんな事がわからいなんて。。。」と社外の人に思われたことはたくさんあったと思います。正直、業務を通じてしかわかりえない事って一杯あって、だから「経験者優遇」という求人ワードがあるわけです。

逆に、学生の時には全くの素人(あたりまえですが)だったのに入社して1年もすると、見違えるように仕事ができている。。というのは組織の力ですね。。。

だから私は勉強し続けるしかないのです。。。