久々の更新です。数週間前に、今現在就業している会社内でちょっとしたトラブルがありました。私の会社では、恐ろしいことに?毎朝30分もの朝礼があります。合併で取り込まれ組の私を含めた数名は、当然このカルチャーに馴染めないのですが、組織人なので巻かれるしかありません。
そして社長の訓示が終わった後に、一人ひとり”今日の予定”を聞かれます。特にイベントがない場合には「通常業務です」で終了が習わしだったのですが、この日はたまたま虫の居所が悪かったらしく、私が「通常業務です。」と言葉を発した途端に、言葉汚く罵られました。要するにお前は何をやっているかわからんからきちんと報告せよ。との事なのですが、目が点になってしまいました。この一件でよくわかった事は、普段私が組織上のラインに上げている情報は一切社長には伝わらないこと。つまり案件事に切り分けてそれぞれが満足する内容をパラレルで報告する必要があったということです。
以前よりグループウェアで共有しましょうよ。とか社長にも直接「チャットワークで共有しましょうよ」とメールは送ったのですが音沙汰なし。
叱責を受けた後に、個別に話をしましょうよ。と嫌がる社長を捕まえて話をしたのですが、基本話は通じませんでした、どうも認知機能が衰えている感があり、同業他社の方から社長に話をした内容も一度聞いただけではわからないらしく、改めて私がその方にヒアリングをかけるという手間が発生しました。「社長にきちんとお話したんですけどね~」と言われました。。。。
高齢者を多く抱えた人生100年時代の先端を走る?企業なので、だんだんこういう事例が増えてくるかと思っています。
残念ながら、今頂いているサラリーでは家計が賄えないこともあり、本気で真剣に転職を考えています(ここの話はまた後ほど)
こういう閉塞的な環境に一日いると、メンタルがおかしくなってくるのですが、やはり本来はこうなんだ。こういう人の本性を大切に考えている人がいるんだ。という事を
「ティール組織」の一説を読んで感じいっています。
実務でつかむ! ティール組織 "成果も人も大切にする"次世代型組織へのアプローチ
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ティール組織 書中より
「私達は採用された初日から自由でした。RHDの職員はだれでもそうですが、定められた職務はありませんでした。仕事や責任の多くは自分で決め、自分で監督するものでした。「しなければならないこと」「すべきこと」はほとんどありませんでした。必ずしも文書で指示されたわけではありませんが、私達はただ、ほかの人達のために何か建設的なことをするように期待されていました。そして創造的なことをしようとするとき、その努力に水を刺されることは決してありませんでした。
むしろ祝福されました。こういう職場環境を当たり前と思っている人などいません。私達とは全然違う職場で働いている友人たちのつらい話はいくらでもありますから。。」
RHD(リソーシーズ・フォー・ヒューマンディベロップメント)という医療系のサービスを展開している会社の従業員の一人デニスの言葉です。
私達は根本的に全体性(ホールネス)を望んで止まない。バラバラになった自分自身を統合して自分らしさをすべて出し、魂の真実を尊びたいのだ。それでは、なぜ全体性を実現することがこれほど難しく、逆にバラバラになることが実に容易なのだろう?それは自分自身をすべてさらけ出して人前に出るのを危険に感じるからだ。。
涙出てきますね。私達は与えられた環境を自由に選べないのだけど、世の中にこういう素晴らしい組織がある。出現しているというのは本当に希望です。人類も捨てたものではない。本当に素晴らしい環境・素晴らしい組織の中で、安心できる全体性の中で個人の資質を100%発揮できるようになりたいと望みます。