自分2.0へ! 50代からの再挑戦・自己覚醒録

人生のリカバリーショットを放つべく再キャリア構築の旅https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11013598

ダンスパートナーは齢50を過ぎてからめぐり合うかも。。。

私はお蔭様で今までの人生で「面接」の回数だけはこなしてきていまして、人が仕事をする上で必ず通過する値踏みの場で、どんなことを聞かれるのかは全方位的に対応可能な体質になっています。

もっとも面接の場から遠ざかって久しいので、感を取り戻すのに少し時間がかかるかもしれませんね。アラフィフになると面接の前に書類が通らないという現実があります。

私が「営業派遣」の面接の場に赴いた時に、よくぶち当たったのが”営業職って何?”という本質的なテーマです。

(派遣で営業職が解禁になったばかりの頃は、目新しさもあってか、私のような継ぎはぎの経歴の者でも大手企業のスポット案件から声がかかったものです。)

 

面接の場に赴き、当の面接官から「営業って何だと思います?」と聞かれたので、当たり障りがないながらもアピールした模範解答をすると「そうか~僕も良くわからないんだよね~」と遠い目をされたのを覚えています。

実に正直な人でしたね。

 

その一方で、やたらと高圧的な姿勢で圧迫面接をしてくる人間も結構いました。。というか多かったです。

 

ソフト開発の受託屋さんでしたが、「ゴルフはやりますか?」「女はやりますか?」「営業に自信がありますか?」と詰問してきて、非常に鼻白む思いになったので、もうこんなとこはご免だとばかりに、自分でもほれぼれするような切り返しトークを繰り出して一太刀浴びせた事もありました。

 

またアルバイト案件でしたが、ADSLの店頭販売の仕事では、どうみてもヤンキー上がりのお兄ちゃんから面接されて「この仕事はメチャメチャ、PUSH型の営業ですよ」と うれしそうに威圧されまくりました。

 

形こそADSLという現代の利器(既に相当古いが)を扱ってはいるが、まぁ寅さんよろしく路傍の口上売りなんでしょうね。口も八丁、手も八丁というヤツです。(寅さんと一緒にしたら大変失礼ですが)

 

過去記事で書きましたが、この当時の通信営業の世界は、ヤクザ者がゴロゴロいて、有名な”やわらかバンク”のADSL拡販の時は本当になんでもありでした。

こういう世の現実と接した時に、優れた営業職とは何かと言えば「例え道端に落ちている石でも売ってこれる人」がかなり太い文脈で語られる事が多いと思います。

少し好意的な言い方をすると、他社と比較して商品力がない生命保険の営業をしているとしてもトップセールスとして活躍している人はいます。これは良く語られるところの”物ではなくて人を売れ!”とか”人間力”というところでしょう。

この場合には間違いなく、顧客はセールスパーソンとの繫がりを重視して契約しているに相違ありません。

 

これは、実に微妙なバランスの上に成り立っている世界で契約の瞬間”には心底納得していたとしても、やがて時間の経過と共に自分にとって本当にこの商品は必要だったのかとの疑念が生じます。そうでなかったとしても、顧客に不必要なものを買わせてしまうのは双方にとってデメリットなのは明らかです。

 

人との繫がりを求めて不必要なものを購入できるのはお金持ちだけです。そこを見誤ると大変です。

 

私が唯一、有料版で購読している勝間和代さんのメルマガにも”営業”とは何かとうテーマが取り上げられている回があって

 

「なぜこれまで多くの人が営業が苦手かというと、自分の心の底では本当にこの商品は相手に必要がないのではないかと思いつつ、自分の利益のためにその商品を相手に売ろうとするからです。

しかし、真の営業は違います。自分を騙すのではなく、相手を騙すのでもなく、本当に自分が自然に、この商品であれば相手にとって役立てるのではないかと思うものだけを売っていく訳です。

 

勝間和代さんのメルマガ中では顧客とのダンスをするという表現が用いられてますが、まさに長年のモヤモヤに解を与えてくれたようなスッキリ感がありますね。

 

ダンスを踊ろうにも、そもそも制約条件が多すぎてパーティ会場に招かれない。。という事もあるのですが、それでもなんとかパーティ会場に入りこんで(転職又は起業)素敵なパートナー(顧客)とダンスをしたいと思うこの頃です。