自分2.0へ! 50代からの再挑戦・自己覚醒録

人生のリカバリーショットを放つべく再キャリア構築の旅https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11013598

属人化の仕事の裏には、人は生存のために最適化するという心理がある。

心理的安全性が、担保されない環境においては「仕事の属人化」はデフォルトです。この仕事は”あの人”に聞かないとわからない”という状況を敢て作り出すのです。

実際に、最近我が身を置いている会社の社長に気分よく酒を飲んでもらう場に同席したのですが、実際に私をクビにしようとしたらしいのですが周囲からの助言もあって思い留まったようなことを酔いに任せてしゃべってくれました。

(まぁこの人特有の諧謔(かいぎゃく)的な物言いなんだとは半分思っているのですが、それは毒蝮三太夫がやるから粋で笑いになるのであって社長。。あなたでは無理です😥)

そのような訳で公平な人事制度もなく、社長の胸先三寸で評価が決定する場においては何といっても属人化が効果を発揮します

最近ではEightのような名刺管理ツール(SNSか)で社内で情報を交換しようという動きがありますがこれは大変素晴らしい取り組みだと思います。

こういう取り組みがうまく機能するかどいうかは、社員が会社に対してエンゲージメント(従業員の会社に対する愛着心や思い入れ)を持っていて、十分に心理的安全性が担保された能動的で創発的な組織文化がある環境である必要性があります

会社への信頼感、帰属することへの喜びがあれば、子供が親になんでも報告するように会社に自分の関わっている内容を報告し、結果とし情報が共有化され発展していきます。

今日のビジネス環境では情報の共有化が命ですから、トップがやらねばならないことは、まさに従業員エンゲージメントを高める。。心理的安全性の担保された組織文化をつくるということに他ならないでしょう

残念ながら組織のトップは人として素晴らしいからトップになったわけではなく、様々な人的要件の積み重ねであったりするので、人を治めるものとしてはアウトだったりする事があります。

現実問題、そういうトップの元で生き延びるには自己保身のために最適化しなければいけないので、徹底して仕事を属人化するわけです。

それは私だけではなく、社員も本能的にわかっているらしく、社内で情報を共有化しようという意識は極めて希薄です。誰が何をやっているか全くわからない。。Eightを活用しているのも多分社内では私だけのような気がします。

ある面、恐怖政治で統治している組織文化なので、民衆が横同士の連携が希薄なのは統治者からすると都合がよいらしく社内SNSの導入は全く視野に入っていなさそうです。

その反面、首輪ツールの導入には積極的でしょっちゅう「誰誰が入力していない!」と騒いでいたりします。

今回のコロナ禍はこういう狂った環境に毎日身をおいていた自分に天が与えてくれた恵の期間でありました。現在もコロナは収まる気配がないので、本年も当分はテレワークで行くでしょう。。本当にありがたい限りです。

本心では自分の仕事の取組みや、もっといえば”思想”を社員と共有したいという潜在的な欲求はあるのですが、様々な事情で難しいのでたまに有志と勉強会をやるにとどめています。