途中で会社合併や社名変更があったものの現職に就いてから17年目を迎えています。その17年の間にはバブル期も存在し”本当に社員一同やることがないにも関わらず儲かっていた夢のような期間がありました。”
ひどい時には?公園でキャッチボールとかを昼休み以外でやっていましたから。。
本来であればそのような千載一遇のチャンスの時期に、未来に対する投資を行うべきなのですが、某団体のフロント会社という構造上それがまかり通らず、下手に真っ当な事を考えると政争に敗れるということもあり当時のトップは”分配”する事を選びました。
私的には自分で事業を考える”頭”がないのであれば、フランチャイズの一つも持っておけばやがて来るであろう経営危機の時に社員をそちらに移すこともできるし、あわよくば本業以上に堅実な商売に(それは間違いない)なるのではと思い提言はしたのですが、当時のトップは不敵な笑みを浮かべるだけで何もしませんでした。
外部の目からみれば、経営責任を問うて余りあるような散漫経営なのですが、誰からも何も指摘されないどころか逆に中央からの覚えめでたく引き立てられている様を見て心底戦慄したものです。
振り返ってみると、顧客に対して真摯に向き合うということはなかなか重視されずに、いかに中央のご意向を伺い御威光を活用するかに明け暮れた、末期の王朝のような環境でした。
そんな事をぼんやりと考えていたところ、そういえば一度も見たことがなかった事を思い出し最近見始めたアニメが「銀河英雄伝説」です。
なかなかの長編ドラマなので、時間があるときに見ようと思いつつ月日が経ってしまったのですが、今はリモート勤務で時間的に余裕がある事もありこの機会に見てみようと思ったのです。
英雄談というよりは、ドロドロの政治抗争劇ですね( ゚Д゚)。。まだ序盤しか見ていませんが、戦場で名を馳せた英雄が成りあがって指揮官になり、部隊を全滅へと導くバカ殿が多く出てきます。
これって組織あるあるですよね(^^)
軍隊のような実力組織では、実績のない人物がトップに立っても統制は取れないので、仕方がない部分もあります。だからこそ優秀な参謀を置いて臣下の声に耳を傾けるという事が大切なのですが、まぁーそれが出来たらドラマは生まれませんからね。。。
オーベルシュタインが上官に進言しても聞き入れられず、一人で戦線を離脱していったように、私も見切りをつけて離脱したい。。。。
その一念が自分を突き動かす原動力であり、自己発信(発振)をし続けることで、自己の価値をこの世界に表し解き放ちたいと思うこの頃です。