テレワークのために浮いた通勤時間と無駄時間を、ひたすら読書と映画鑑賞に費やしています。本当は求人情報を検索すべきなのでしょうが、基本正攻法では突破が難しい壁なのでまた別の事を考え中です。
TSUTAYAプレミアムに入っているので旧作借り放題なため、膨大なジャパニーズ・アニメをこの機に見まくっています。
そして万を持して「銀河英雄伝説」を見始めることにしました。実はすでに中盤まで見ているのですが本当に長いですね。。。今は亡き富山敬さんが主人公の一人であるヤンウェンリーの声をあてているので時代を感じますね~。。
自分が大学生の頃からVHSビデオでレンタルの店頭に並んでいたと思いますが、気にはなっていたものの手に取ってみることはありませんでした。。
そして長い年月を経て、今このタイミングで見ているのですが、引き込まれまくってるので長編が全然苦ではありません。むしろ大きな楽しみになっています。(^^)
知将ヤン・ウェンリー語録はなかなかに含蓄が富んでいて、今を生きる自分にとって非常に学びになっています。
おっ!と思ったのは
「運命というならまだしもだが、 宿命というのは、 じつに嫌なことばだね。
二重の意味で人間を侮辱している。 ひとつには、
状況を分析する思考を停止させ、 もうひとつには、
人間の自由意志を価値の低いものとみなしてしまう。
宿命の対決なんてないんだよ、 ユリアン、
どんな状況のなかにあっても結局は当人が選択したことだ」
これですよ。これ。。。巨人の星で度々出てくる「わが宿命のライバルよ。。」という言葉に散々感化されまくった世代のために、人生には避けられない宿命があってそれは不可避的なのだとナルシスティックに感じいってしまいがちなのですが、結局は自分の今ある姿は選択の結果であるという事に改めて気づかせてくれる言葉です。
人間は思考を手放すことは時として必要ですが、思考を放棄してはいけないと感じるこの頃です。