Google検索で一番アクセスの多い過去記事を再読してみました。なぜアクセスが多いかというと”勝間和代”というビッグネームで引っかかってきていると思うのですが、再読してみると我ながら学びになることを書いているなと思い再掲します。
記事中に”日本で一番カッコいいのはサラリーマン”という一文がありますが、これはなかなか正鵠を得た一文ではないかと思います。
以前にソフトブレーン創業者の宗文州さんのメルマガで読んだ内容なのですが「日本のエリートは創業しないので、日本に行けばチャンスがあると思った!」という事が書いてありました。
そうなのです。日本のエリート層は起業しないのです、これだけでカッコいい属性の多いエリート層がサラリーマンに分布するのがよくわかります?!
また極めて個人的な事なのですが、以前、ウルトラセブンを演じた森次晃嗣さんが経営するジョリーシャポーでファンミーティングに参加した時に、森次さんがポロっと「サラリーマンはできなかったしな~」と呟かれたのを思い出しました。
あの森次さんでもサラリーマンが羨ましいのか?!と斜め上45度からインパクトがありましたね。
起業というと、サラリーマンができないから仕方なく焼き鳥屋の屋台を引っ張るというイメージがないこともないです(^^)。かっこいい起業家というのは実は少なくて、皆身の丈以上にSNSで自己アピールしていますが、実態は厳しいのが実情だと思います。
私も自らの一貫性のない職務経歴では再就職は難しいと思い、起業の道を真剣に模索していた40歳くらいの時に、新宿区と日本政策金融公庫(多分)の後援で起業イベントがあり、実際に起業に成功した人達が登壇し発表する場に赴いたことがあります。
要は「起業するなら是非!新宿区で!」みたいなイベントだったと思うのですが、事業計画書の書き方や融資の受け方等、色々今後の参考になるような内容でした。
そこで最もインパクトがあったのが、件の登壇発表者の方々の表情が疲れ切っていることです。
パネルディスカッションの時に、皆口々に「サラリーマンには戻りたくないよね。。」とおっしゃっていましたが、なんというか家族経営のコンビニ経営者のような万年寝不足のお顔をされていました(´;ω;`)
これだけ見ると「やっぱり起業はやめようかしら。。。」と二の足を踏む人が多くてイベントとしては逆効果だったのでは?と心配になりました。
子供の頃は、世の中で一番ダサイのがサラリーマンだと信じて疑わなかったのですが、年齢と共に「カッコいい」の尺度がこうも変わるのか?!と我ながら驚きを隠せないこの頃です。