LinkedInから流れてくる極めて上等な求人を見ると「ここで働いているあなたの出身大学の方が〇名います」と出てきます。何しろまともなサラリーマンの世界を知らずに育ったことと、皆様ご存じのように世を忍ぶ極道者(親からすればね。。自分的には求道者)だったので、世の主流派の流れというのが一切わからなかったのです。
なぜビジネス雑誌で「慶応閥特集」みたいな記事があるのか、さっぱりわからなかったのですが、ネット社会の時代的な恩恵で、これまで知らなかった”上質世界”を知るようになりました。
世の中に切り込んで行こうと思うと「実力」も大切ですが、それ以上に誰を知っているか?が大事です。知らなくてもその誰かと繋がるきっかけとなりやすいのが、「出身大学・同窓・学閥」という事なのでしょう。。
中国は血縁・地縁が未だにものを言う、前時代的な社会と日本では言われることがありますが、日本でも実際に物を言うのが、この「出身大学・同窓・学閥」なのかな?とふと感じました。。
何しろ若い時に、時として世間の人から哀れみを買うような寅さん商売(寅さんに大変失礼ですが。。)をしていたくらいですから
誰を知っているか?という点では完全に出遅れたどころか、周回遅れの後方すぎて回収されそうな位置にいましたが、時代的な恩恵もありFacebookをはじめとしたSNSのおかげ様で、多くの人達と知り合うことができ人生が豊かなものになりました。
多くの人と知り合う目的は、必要な一人と出会うためというステージになりつつある今、自分を必要としているキーパーソンに向けたメッセージを多く発していきたいなと思うこの頃です。
今年の夏に入り前に都内で催された、なかなかセレブな食事会にお招きいただいたのですが、その際隣に座った初老の紳士(歯医者さん)からは、「いやぁ~あなたは若いのにたいしたもんだねぇ~」と私の話題豊富さと年寄り転がしのうまさを誉めて頂きました。見た目が実年齢より10歳ほど下に見られるために”若いのに”を連発されてしまいましたが、こういう体験は今までに何度かしたことがあります。
会ってさえくれればわかるし、環境さえ与えられれば力は発揮できるのに。。今はその舞台が回ってこない。。このまま終われば残念ながらそれまでの運であったということ。。それでも諦めずに今日できることは何か?問うて発信し続けます。。