大河ドラマ「黒田官兵衛」を見て、戦国武将の黒田官兵衛の剃髪後の名前が”如水”であることを知り、私も名を”如水”に改めようかと思うこの頃です(^^)
飲み仲間からこのドラマを見るように勧められて、昨年一気に見たのですが、実に学ぶべく内容がありました。その”肝”となるのは、弱者がいかに生き残るか、弱者の戦略というべきものです。
時は戦国の世であり、主君の言うことは絶対です(たとえどんなバカ殿であろうと)その中で異を唱えることはまかりならぬ事であります。
「はぁ?!」な主君の対応にも、実に我慢強く忍び続けた官兵衛の姿勢に、「弱者が取る戦略は忍び続けて時を待つ」と私も学ばせてもらいました。
本心では勝間和代さんや山口周さんのように、然るべき環境を選択したいのですが、どうにもそれができないのです。
そして時が過ぎ、コロナ過の中で降ってきたWeb戦略の話があり、なんと外部のコンサルを導入しようという内容です。
社命を受け話を進め「ついに開国か?!」と思いきや、抵抗勢力の壁は厚く、コロナ禍で5年進歩が早まったと言われる世情の中で、またも退化の道を執行部は選択しました。
まぁパラダイムシフトは世代交代によってなされるという大原則がありますので、旧来の方がいる間は難しいと思いますが、今回こういう案件が降ってきたということは、まさに「風の時代」の訪れを感じさせるものがありました。
転職にしても、起業にしても、会社でのポジションを掴むのも、自分が硬化して世界と戦うよりも、「水の如くに姿形を変え行けるところから行く、どんなスキマでも入っていく」という姿勢で流れて行きたいと思います。