自分2.0へ! 50代からの再挑戦・自己覚醒録

人生のリカバリーショットを放つべく再キャリア構築の旅https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11013598

今更ながらに同窓の価値を感じています。。

LinkedInから流れてくる極めて上等な求人を見ると「ここで働いているあなたの出身大学の方が〇名います」と出てきます。何しろまともなサラリーマンの世界を知らずに育ったことと、皆様ご存じのように世を忍ぶ極道者(親からすればね。。自分的には求道者)だったので、世の主流派の流れというのが一切わからなかったのです。

なぜビジネス雑誌で「慶応閥特集」みたいな記事があるのか、さっぱりわからなかったのですが、ネット社会の時代的な恩恵で、これまで知らなかった”上質世界”を知るようになりました。

世の中に切り込んで行こうと思うと「実力」も大切ですが、それ以上に誰を知っているか?が大事です。知らなくてもその誰かと繋がるきっかけとなりやすいのが、「出身大学・同窓・学閥」という事なのでしょう。。

中国は血縁・地縁が未だにものを言う、前時代的な社会と日本では言われることがありますが、日本でも実際に物を言うのが、この「出身大学・同窓・学閥」なのかな?とふと感じました。。

何しろ若い時に、時として世間の人から哀れみを買うような寅さん商売(寅さんに大変失礼ですが。。)をしていたくらいですから

 

誰を知っているか?という点では完全に出遅れたどころか、周回遅れの後方すぎて回収されそうな位置にいましたが、時代的な恩恵もありFacebookをはじめとしたSNSのおかげ様で、多くの人達と知り合うことができ人生が豊かなものになりました。

多くの人と知り合う目的は、必要な一人と出会うためというステージになりつつある今、自分を必要としているキーパーソンに向けたメッセージを多く発していきたいなと思うこの頃です。

今年の夏に入り前に都内で催された、なかなかセレブな食事会にお招きいただいたのですが、その際隣に座った初老の紳士(歯医者さん)からは、「いやぁ~あなたは若いのにたいしたもんだねぇ~」と私の話題豊富さと年寄り転がしのうまさを誉めて頂きました。見た目が実年齢より10歳ほど下に見られるために”若いのに”を連発されてしまいましたが、こういう体験は今までに何度かしたことがあります。

会ってさえくれればわかるし、環境さえ与えられれば力は発揮できるのに。。今はその舞台が回ってこない。。このまま終われば残念ながらそれまでの運であったということ。。それでも諦めずに今日できることは何か?問うて発信し続けます。。

 

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親ガチャなどと言う事なかれ。。。

親ガチャという言葉があるそうです。。親ガチャに派生して部署ガチャなど色々なアレンジがあり普通に若手サラリーマンの共通語になっている感さえありますね。。

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人の一緒は出自の影響を多分に受けることは否定しません。。私自身も二人の子供を育てた経験上「もっとお金をかけてあげれば、子供の多様な能力を引き出すことができたのではないか。。」と正直感じています。

今の時代は機会の不平等感が大きい部分があって、単に親が金持ちであれば海外旅行に連れてってもらえるという話ではないのです。貧乏人の子にとっては海外旅行は羨ましいですが別に行かなくても困りません。。実際に子供の生活に跳ね返ってくるのは、お金がないことによって機会の喪失につながるということなのです。

音楽の才能があっても、学校の授業だけではは才能は開花させられません。音楽教室に行くにはお金が必要です。ダンスの才能があっても同様に学校ではダンス専門講師はいないし大会の出場機会も得にくいでしょう。。多様性の時代といいながら、貧乏人には門戸は開かれないのが今の世相感なのです。

なにしろ公園でキャッチボールもダメというところが多いので、昭和の時代のように放課後に子供達が勝手に集まって草野球をするなんて事は実現しづらいのです。。野球をやりたかったら親がお金をかけて野球チームに入れてくれない限り機会が巡ってきません。。

昭和の高度経済成長時代のように、誰でも頑張ればなんとかなる。あわよくば成功するという機運に満ちた時代と違い、今の時代は「出自」が重要な要素になりつつある感があります。嫌が応でも「選別」をされる。。。

後悔のない一生を送りたいのであれば、良い親の元に生まれてくることであるという新手のニューエイジ思想が台頭するやもしれませんね。。

(話はそれますが、一般の人達の魂は死後に転生するとしても、前世とは違った一族や国に転生することが多いようなのですが、裏の支配層と言われる人達は、同じ支配層の一族に転生してくるノウハウを持っていると都市伝説的に聞いたことがあります)

私自身も親との関係で散々悩みましたし(子供との関係でも悩みましたが)若い人の気持ちはわからないでもないのですが、ここはあえて「現世に生きている君たちは運が良い」と言っておきましょう。。

なぜならば、現代に生きている我々は「自分が食べなくても子供達に食べさせてきた祖先を持っている」からです。

日本は自然災害の多い国でもあり、飢饉が起きた時には、口減らしのために悲しい運命を辿った子供達も多くいたことと思いますが、その災禍を潜り抜けて累々とDNAが継承されてきたのですから、これはもうご先祖様に感謝以外ありません。。。

生きている生かされて今があることに深く感謝をした上で、ポータビリティの効かない機会の平等性が与えられない、今の社会構造を本気で変えていこうと立ち上がる若者が多く出てきて欲しいと願うものです。

 

 

 

望まざる主人公と自分の同一視。。そちらでは妄想。こちらでは自己確信。。

たまたまオタキングこと「岡田斗司夫」さんのYoutubeを流し見していたら映画ジョーカーに関しての考察回があり非常に興味深いものがありました。ジョーカーには元ネタともいえる作品があって「タクシードライバー」と「キング・オブ・コメディ」を見てから再度ジョーカーを見るととっても面白いとのことなので「ふむふむこれはやってみとうと思い」早速二つの作品を視聴しました。

タクシードライバー」も「キング・オブ・コメディ」もどちらもロバート・デニーロ主演でジョーカーにも出演している事から、ロバート・デニーロ氏へのリスペクトと二つの作品へのオマージュを感じさせるものがあります。

今回は「キング・オブ・コメディ」の感想なのですが、デニーロが演じる主人公のルパート・パプキンは誇大妄想症の持ち主で、自分で勝手に思い描いたストーリーで周囲の人間を困惑の渦に巻き込んでしまいます。

有名コメディアンのジェリーに、さも旧知の仲のような振る舞いで厚かましく押し掛ける姿は見ていて失笑を買いますが、良く考えるとこれはどこかで見たことがある光景ではないか?と心の中に疑問の灯が。。。。

そうなんです。若い時にさんざんやってきた訪問販売の世界では、パプキンと同じような事やってたような気がします。100%自己洗脳しないとできないような仕事でしたので、この上ない厚かましさで色々やらかし続けました。。。まさに誇大妄想の中で仕事していましたね。。言うと恥ずかしいので言えませんがとにかく酷かったです。。。

一応会社に入ってからも、営業ノルマのキツさもあって優しくしてくれた担当者に「脈あり」と勝手に判断して上司も引き連れて突撃訪問したこともあります。これも自分で勝手に思い描いたストーリーの中で色々見誤っていました。。

最近はさすがに見かけなくなりましたが、証券マンの突撃営業も迷惑この上ない上に、どうやって追い返そうかしか考えていない相手にこうも食い下がるのは、、誇大妄想のなせる業なのではないでしょうか。。。「自分はNo1営業マンだ!」とでも思っているのでしょうか?

結果的に映画の中ではパプキンは、ジェリーを誘拐してTV出演を脅し取り、そのステージで客に大ウケします。刑務所内で書いた自伝はベストセラーになり出所後もスターとして迎え入れられますが、これは本当なのか?それとも彼の妄想の世界なのか??

いずれにせよ、彼の人生を支え続けたのはこの「誇大妄想」であることは確かなようです。。

「誇大妄想」という支えを必要とする人生は送りたくないと思いつつ、自分もパプキンと一緒だなと感じるものがありますが、他者からは妄想でも自分の中では確かな自己確信という手応えを得たいと強く願うこの頃です。。。

 

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