自分2.0へ! 50代からの再挑戦・自己覚醒録

人生のリカバリーショットを放つべく再キャリア構築の旅https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11013598

過去の自分に愛ある苦言を申し上げたいです。

齢55歳の時点で内定を頂き、56歳の年での転職を決めてから4ケ月が経過しました。あと二か月継続すれば晴れて有休休暇がつくのでそれまではなんとか病気をしないで頑張りたいと思います。

参考までに50代での転職成功率の指標がありましたので載せておきます。


lifeshiftlab.jp

厚生労働省の調査では企業が55歳以上を積極的に採用したいとする割合は1%程度です。。。。。

既にこのブログでは語り尽くされた感がありますが、私のように業務上ではどう考えてもスキルを培えなかった身としては死亡宣告にも等しい現実であります。

その一方で緩くて恵まれていた部分も多くあったので、有益な資格取得にはげめば何か違う展開がまっていたかもしれません。

もう今更、転職歴だらけの履歴書を書いて就職活動で苦労するのは嫌だという思いが強く起業の道を模索しましたが、それが大いなる回り道の始まりでした。そもそも”起業”ができてしまう人というのは、わざわざそのための学びに行ったり起業塾なんかに入らないんですよね。結局コーチングビジネスをしている人達にお布施を払って終わった感があります。

資格取得を有効化させるには、実務経験が必須です。せっかく苦労して資格を取っても実務経験がなければ有効化しないのです。

私は社会保険労務士の資格を取ろうと30代の時に資格の学校に相談に行った事があるのですが、「社会人になってから資格の勉強をしたことがないのでしたら最初はFP(ファイナンシャルプランナー)のような難易度の低いものを受けて慣れてからの方が良いですよ。」と言われ、「そんなものか?」と思いFP資格の勉強をしたのですが、当時は家庭状況が大変で四六時中子育てに追われ(別れた妻が子の養育に向かない人だった)勉強どころではありませんでした。

一応、試験は受けましたがもちろん惨敗。。

離婚して父子家庭となったこともあり仕事と子育てに追われ気が付くとキャリアの曲がり角である50代が目前にせまってきました。。

この40後半は色々な景色が見えてくる年代でもあり、今関わっている業務と全く関係のない資格をとっても厳しいことはわかっていました。かといって会社の仕事ではこれ以上がんばりようがない。。悶々とした中で休日の度に勉強会や交流会に出かける彷徨える自己啓発の日々が続きました。

本当に無駄な動きが多かったので、あの当時の自分に一言アドバイスしたいのですが、自分の関わっている業務がどんなにドメスティックで他での転用が効かないものだとしても、抽象化して視座を上げて見れば、一応は健康食品業界の範疇に入ってくるので、少しでも業務と関連性があると思われる資格をとっておけ!とアドバイスします。

具体的には 〇登録販売者 〇食品表示検定 〇通関士 と言ったところで。当時は時間と体力的な余裕はあったはずなので食品関係の仕事に関わる資格を広く取っておくべきだったと思います。

薬機法管理者の資格は持っていたのですが、何しろ働いていた会社が反社だったために、コンプライアンスというよりは脱法指南を求められる事が多かったので資格更新はしませんでした。

本来的には広告考査の仕事は面白いのかも知れませんが、プロモーションで売るというよりは、いかに揚げ足を取られないように言い換えるかという仕事がバカバカしくなってしまったというのもあります。要は反社のために警察が捜査の足掛かりを掴むために薬機法(当時は薬事法)を踏み台にしていた過去がありました。(薬事法違反は刑事事件になるので)

よくよく足元を見てみると、業務の一環で整体マッサージの民間の資格を形式的にとったりしたこともあったので、もしも独立の道をということであれば整体マッサージを軸にして展開を考えた方が無難でした。

その当時の私は下手に自己啓発にハマっていたので一部上場会社か新興で勢いのあるベンチャー企業で裁量を持てるポジションでないと機能しないような学びばかりをしていたと思います。その位置の人達と異業種交流会を共にして話が通じるというのは楽しい体験でしたが、自分がそちら側に行けるかと言えば話は違います。。。

なんとも言えない川向こう感があります。この川を渡って向こう岸へ行きたいけどいけない。。まさに彼岸の地とでもいうべきものでしょうか。。

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独立自営で精神的にも経済的にも豊かに生きたいという願いはありましたが願いは叶いませんでした。自己分析をしすぎてやりたいこと+得意なことで形にしたいという思いが強すぎたと思っています。

私は現在、形の上では55歳を過ぎてから転職に成功した稀有な例という事になっていますが、毎日の過酷さ、大変さと言ったら表現のしようもありません。自分が絶対にやりたくなかった事の一つが都内の運転なのですが、これを毎日している自分はエライものだと感じています。どうか今日一日何事もおきませんように祈らざるを得ない日々です。常に危険と隣り合わせの運転ですが、事務所の中にいるよりは運転の方が楽だと感じてしまっている自分がいます。あれほど嫌だった運転ですが、それよりも嫌なのは事務所の中での電話対応です。基本的に受注の電話を受けるのですが、顧客の要望の品がどんな商品名で(正式な)何を差しているのかがさっぱりわからず大いなるストレスに苛まれています。

周囲の先輩に聞けば済む話なのですが、事はそうは単純にいかず、ある程度自分で当たりをつけてどうしてもわからなかったらという場合でないと、そうは簡単に教えてくれません。皆忙しすぎるのです。

四六時中、間に挟まって苦しんでいます。。それでもサラリーマン並みといえる給料水準はなんとか確保したので後は振り落とされずにしがみつくだけです。

こんな現実の只中にいる自分ですが、数年前にはスピリチュアル系の起業もできないかと本気で考えたこともありました。占いの副業を大きくする事も模索しました。

過去の自分にバカな事は考えるなと愛ある苦言を呈したいこの頃です。