自分2.0へ! 50代からの再挑戦・自己覚醒録

人生のリカバリーショットを放つべく再キャリア構築の旅https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11013598

クライシス世代のささやかな喜びのミッドライフ・ブルース。。。

一応形の上では再就職が決まったので「就職おめでとう!」という話になるのでしょうが、実際には給与は半減で月々の支払いだけで消えてしまうという厳しい現実があります。

そして大変暑い今年の夏でしたが、酷暑の後には厳寒がやってくるのが世の常。。。東京電力から「大変申し訳ないのですが値上げさせていただきます。。ゆるしてくだせぇ~」というお知らせを頂いた上に、ご丁寧に派遣スタッフ?を使っての電話での申し開きのご連絡を頂きました。。。背景には原発が停止しているが故に夜間の深夜電力を活用できなくなりこのままでは大赤字なのでという事らしいですね。。(そういう事は書いていないけど)

オール電化のわが家ですが、もう今年の冬は石油ストーブを引っ張り出して電気代を節約しようかと考えています。

話を今現在に戻すと、現在受講中の初任者研修が終わるのが10月中旬、終わってすぐに就業スタートですが、失業保険の受給期間が11月過ぎまであります。

少しややこしいのですが、もし私が職業訓練開始日に121日の失業給付残日数を残していれば、訓練を受けている間は、ハローワークに失業認定に行く必要もなく、訓練校までの交通費も支給され、別途日当も支給されます。

ところが所定の121日を割り込んでいた為に上記の恩恵は受けられず、認定日には出頭?せねばなりません。。

ここからが少しややこしのですが、既に就職先が決まっているのだから就職活動をしたという実績をつくる事はしないでも良いはずなのですが、失業期間であることに変わりはないので失業給付を受けようと思うなら活動実績がいるようなのです。。。「自分の場合はどうしたらいいんですかね?」と窓口の人に聞いたのですが、活動実績は必要とのことだったので、就職ガイダンスなどに出て実績をつくることにしました。。

本質的には現在、就職のための講習を受けているのだからこれが活動実績になるはずなのですが、この辺がお役所仕事という感じですね。。。

次回の認定日の時に、顔見知りのハローワークの窓口の人に色々聞いてみようと思います。

もう色々考えるのが面倒なので、成り行きに任せますが、再就職が決まっておめでたいことに変わりはありません。。

 

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お金のことはともかく方向性が決まった視界が開けたという事は喜ばしいことであります。若者と違ってミッドライフ・クライシスな世代の転職成功は一人で納得していればそれで良いのでしょうね。。

 

人は流れに乗れば良い。。。

「人は流れに乗れば良い。。」とはかの有名なファーストガンダム劇中でアムロとの最後の対決の際にシャアが発した言葉です。

普段は特にシャアの言葉を意識することはないのですが、人生の転機において、ふと胸に去来するのがシャアの含蓄ある言葉であったりするガンダム世代は多いと思っています。

シャア自身も私と同様に?!若くして人生に翻弄されて来た人物なので、思うに任せることのできない忸怩たる日々を送ってきたことでしょう。。

「人は流れに乗れば良い。。」とはシャア自身の体験からにじみ出てきた言葉なのでしょう。。

さて翻って私自身を鑑みてみたときに、昨年から転職活動を本格化させましたが、残念ながら流れに乗ることができず、多分応募数だけで言うと150社近く応募したと思います。まるで人生の流れに逆行しているような、分厚い壁を打ち壊そうとしているようなもがき続ける日々でした。。。

考えられうる限りのあらゆる手段を尽くしましたが、採用には至らず、もうすっかり諦めて介護職の職業訓練を受けることを決めました。

介護の道で行くと決めたのだから職業訓練が始まる前に、介護・福祉の就職フェアに出向いてみようと思い、開催前日に申し込んで気楽に参加したら、ご縁がご縁を呼んであれよあれよという間に内定を頂き、10月から就業予定です。。

現在は職業訓練校で初任者研修を受けていますが、自分が今まで抱いていた介護の仕事に対する偏見やネガティブな思いを払拭してくれるような内容を多く聞くことができてマインドセットされつつあります。10月まで一生懸命に勉強や実習をして、現場に出てもスムーズに流れに乗りたいと思っています。

研修はテキストの単元事に違う先生が来るのですが、自分の旧知の人が先生としてやってきた時は本当に驚きました。「お~っ!こんなところで!!!」って感じでまさに僥倖です。

内定を頂いた施設長からは「あと20年は働きましょう!」と励まされています。。。

自分が応募し続けてきた会社では50代というと、よほど優秀でない限りはお荷物扱いで60歳定年の場合には「先がなく会社に貢献できない」という感じでしたが、50代未経験でゼロからスタートなのに「がんばりましょう」と言って頂けるのは本当にうれしい限りです。

何よりも過去の経歴(身をおいた環境)を見るのではなく、過去築いてきた内容(中身)を見てくれたのは嬉しかったですね。面接時に離職理由をグズグズ聞かれることもありませんでした。。

そしてもう一つ僥倖がありまして、職業訓練期間に3回ほどキャリアコンサルがあるのですが、面接したキャリコンの先生に

①すでに就職先が決まっていること

②介護職の収入だけでは厳しいので、パラレルキャリアで在り方で稼ぐを再構築したい

というハローワーク経由の職業訓練では異例?とも言える自己開示と相談をしたところ、先生自身もそちら方面に興味心身でパラレルキャリア・副業に関して様々なアドバイスを受けました。

また介護の仕事に就くことになった経緯をお話したところ「本当にご縁がありましたね~」と言って頂き、私だからそういうことを言ったのだと思いますけど”風の時代のキャリアの築き方”についてもお話頂き、実に濃厚な時間となりました。。

年末年始の頃は、考えすぎとストレスで歯を食いしばりすぎて歯が欠けてしまったり、眩暈を起こしたりしました。自分の深層意識では流れをとらえていたので、会社を辞めるという行動に出れたのだと思いますが、無自覚に抱え込んだ重荷を手放せずに苦しんでいたのかもしれません。。。。

風に乗って流れに乗る。。。今は風を捉える帆を張って人生の流れに乗ってみたいと思います。

 

 

 

弱者の戦略こそが大切である。。

私が唯一お金を払って購読しているメルマガが勝間和代さんのメルマガなのですが、自分自身のモヤモヤを整理して腹落ちする言語に落とし込んでくれるところが素晴らしいと感じています。

例えば「営業とは顧客とのダンス」と表現をされていて

相手から搾取をするから、営業することが気持ち悪いのであって、相手を気持ちよく助けてその結果として相手がどうしてもお金を払いたくなった場合に、相手が感じる価値の半額以下のお金を頂くような雰囲気で考えてると、営業というイメージがわかりやすくなる

という考えを示してくれています。営業職というものにモヤモヤ感を持つ良心派のセールスパーソンに非常に共感を得やすい内容だと感じます。

こういう視点で考えると、私がこの離職機関に就職活動をして面談した営業系会社は「全くわかっていないな」と感じます。

端的に言って顧客がどうであれ数字をつくるという事に固執するサイコパス寄りな人物を欲しているとしか思えません。。

しかしながら

①未経験OK

②過去の経歴があまり問われない

③高年齢でもOK

という私が思いっきり該当する3要素を満たす求人となると、顧客とダンスを踊るどころか、顧客との闘いに駆り出される仕事環境が待っている感じです。

まともな良心を持つものであれば、やりたくない仕事。。こういう仕事はできれば避けたいのですが、転職活動を続けていく中で、ふと「子供さんの進学費用を稼ぎませんか?」という魅惑的なキャッチフレーズが目の端にチラつくことがあるのも事実です。

 

現実問題 社会的弱者には選択肢は無い。。。という事実を突きつけられているのです。。

 

そこで大切になってくるのが弱者の戦略です。市場に出回っている強者の戦略は参考にはなりますが、自分の舞台背景とは乖離があり再現性が乏しいです。。

50代と言えば人生100年時代のまだ道半ば、、、これからどう舵取りをしていくべきか。。ここで大切なのは自分の人生を他者と比較して絶望感を感じないようにすることです。

”命がある”ということが何より大切なのです。

・金融資産
・健康資産
・人とのつながり資産
・本人の才能・人格資産

金融資産がゼロであっても、他が多少なりとも形成できているのであれば航続可能です。たかがメインカメラをやられただけだ。。ってな感じです。

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なかなか弱者の戦略は調べても自分にフィットするものは出てこないので、自分自身の今のリソースを知り使えるものは使いたおして人生の海を泳ぎ切っていこうと思うこの頃です。