自分2.0へ! 50代からの再挑戦・自己覚醒録

人生のリカバリーショットを放つべく再キャリア構築の旅https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11013598

すべては導かれているのである。。。人との出会いはまさに僥倖。。。

私は会社都合の離職のために勤続年数等から算出された失業給付期間は270日あります。そして失業給付金をもらうためには、認定日にハローワークに赴いて失業給付認定を得なければいけないのですが、これがなかなかにトリッキーな性格を持っています。

現在はハローワークを経由した職業訓練を受講中なのですが、本来的には?訓練開始日に121日以上の失業給付日数を残してスタートした場合は、認定日にハローワークに赴く必要もなく、一日あたり500円の日当と交通費が支給された上に失業給付期間が延長される場合もあるのですが、私の場合には所定の日数を割り込んでいたために本来?受けられる恩恵に浴することができませんでした。

それでも失業給付期間はしつかりあるために、所定の日にハローワークに赴いて失業給付の認定を受けるのですが、大前提として”求職活動をしている”事が最重要ポイントとなっています。

すでに10月から就職先が決まっているために本来的には求職活動は必要ないはずなのですが、それとこれとは別らしく”求職活動の実績”が必要とのことです。

就職活動の実績をつくるのは、ややこしいのでキャリアコンサルを受けた実績を先日はもっていったのですが、県から委託を受けた民間の事業者だったこともありハローワーク側と馴染みがなかったために「実際に出席されたか確認させていただく場合があります」とのこと。。。。

正直めんどくせ~と呆れ半分に「では、県が運営するジョブモールでキャリアコンサルを受ければ良いですか?」と聞いたら「そうしてください!面倒くさくてすみませんね~」とのことでした。。。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。。。。。

今年の3月にジョブモールに赴き、キャリアコンサルを受けた日がありました。すでに離職してから2ケ月を迎えようとしていたので日に日に焦りが出てきた時期です。。朝何気なく手元にあった資料を見たらハローワークからもらったチラシにキャリアコンサルの案内があったので反射的に「行ってみよう」と思いました。

行ってみたら担当の方は、かなりご年配の男性で正直「大丈夫かな?」と感じたのですが、さすがに豊かなご経験とご見識をお持ちの方で、今まで自分が抱えていた職務経歴書でのもやもやに一筋の光明を与えてくれました。。。

転職エージェントが口を揃えて言うのは「定性的ではなく定量的に。。」ということなのですが、企業規模や就業環境によって、その実績的なものは環境による因子が大きいのか個人の力量による因子が大きいのかは測りかねるので、結局は「どの環境に属していたかという出自を問う」ということになりかねないのではないか?

という疑問に見事に共感してくれたのが、この時出会ったご年配のキャリアカウンセラーの方でした。。。

後日、経歴書を添削してメールで送って頂いたのですが、さすがに古さを感じる内容で、当時関わっていたリクルートの担当者からは「ごめんなさい。。これでは使えないので書き直してください。。。」と言われてしまいましたが、何かヒントを与えてくれるような出会いがありました。。。

この時は二回ほどお会いしたのですが、人生に触れる部分での薫陶を受ける時間だったと思います。

そして時は流れ半年ぶりに本日伺って参りました。目的は「求職活動の実績をつくるためです。(^^)」

久々にお会いして開口一番「就職決まりました!」という事をお知らせしたら満面の笑みで「よかったですね~」と答えてくださいました。

色々なお話をしたのですが、現在77才であるとのこと。。そしてマスターズの水泳大会での記録保持者であること。。今現在もジムでウェイトトレーニングをしていることなど色々と話してくださいました。。

私も今後20年は元気で働きたいのでジムに通って体力つけますという話をしたら、それが呼び水となって色々なフィジカルとメンタルのアドバイスを頂きました。。

色々な話を重ねる中で「今まで面接を受けた会社の担当者は意地悪な人ばかりの気がしました」と何気なくポロっと口をついて出ました。。。

発言の意図としては、ご縁がないところで頑張ってもうまくいかないという事を言いたかったんだと思いますが、それに対する老紳士の回答は

「意地悪な人なんていないんですよ。。みんな普通の人なんですよ。。。どうしたら会社にとって有益な人材を採用できるか一生懸命なだけですよ。。。」

この回答に対しては、正直言いたいことが山ほどあるのですが、それよりもこの老紳士のキャリアアドバイザーの方の心の在り方にいたく感銘を受けてしまいました。

「なんと広やかな心をお持ちのかたなんだろう。。。」

帰り際に引き留められるように、ご本人が手帳に貼ってある大切な言葉を見せて頂きながら「人の人生は失敗や悔いが残ることばかりです。私も未だにそうです。。その出来事から教えて頂くことばかりです。。何事もなければ学びのない人生です。」というおうな事をおっしゃっていました。。。

時間があれば私の目下の課題である息子との関係性の事もお話したかったのですが、「また何かあったら来てください」とおっしゃっていただいたので、広い意味でキャリア相談で訪れてみたいと思います。。人生はキャリアそのものですからね。。

 

 

 

 

 

敗軍のアラフィフ。。兵法を語る。。。

キャリアのしくじり先生として後世に名を遺す歩みをしようと天に誓ったわけではないのに、気が付くと天下一品級のしくじり先生になっていました。。。

私の場合には、高校生の時に発症したパニック障害をきっかけとして思い描いた進路に進めず、大学入学時には新興宗教に取り込まれたので、バブル絶頂の空前絶後の売り手市場にも関わらず求道者として歩みと高らかに宣言し、道を求めた先が魔宮だったので慌てて引き返すも遭難して命からがら、なんとか人生の流れの支流に乗っかれたという状況です。

このような経験から、アンダーグラウンドに身を置いた人が、いかに社会復帰するかというテーマに非常に関心があります。

わかりやすい例の一つが、風俗嬢のセカンドキャリアです。しっかり本業をもった上で副業としての風俗だったら良いのですが、風俗専業の場合にはその後のキャリア形成をどうするのか?が問われます。。

少年院や刑務所に入っていた人もそうですが、世間の壁は思いのほか高いです。


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映画「すばらしき世界」の中で主人公の三上が出所後に一生懸命に就職活動をしますがどこも受け入れてくれません。。。

疲れ果てて昔の知縁であるその筋の人に電話をかけますが「兄弟!何も心配いらん。。体一つで来たらええ!」と言われたら、そりゃ行くまいと思っても体がそっちにむかってしまいます。。。

せっかく刑務所を出ても、また舞い戻ってしまうのは、本人の意思が弱いからではなく不寛容なこの社会の在り方が問題なのです。。。

誰だって真面目にやりたいと思うのです(そう信じたい)でもそれが通じないのです。。

一度踏み外した人に対して不寛容な社会は、なんと生きづらいことか。。。

話を戻しましょう。。。。

私は犯罪を犯し服役したわけではないのですが、日本社会では転職歴が7社以上でさしたる実績もないとかなり警戒されます。。「オラが村の掟では準犯罪行為だっぺよ」と言わんばかりです。

よってアラフィフが転職に成功しようと思うならば、まず第一に心掛けることは、取引先への転職です。これが王道。。。

気心しれた取引先の担当者をどれだけつくるかということが大切です。そのためには、今の環境の中で仕事を頑張れ!という当たり前の答えに帰結します。

私もそういう王道的な歩みをしたかったのですが、何しろ頑張ろうにも頑張りようのない環境の中で就業していたので、必然軸足が社外の活動になってしまいました。。。

資格に関しては今の業務と関連のあるものは取っておいた方が良いですが、必ずしも資格があるから仕事につながる保証はありません。。只、普遍的にこれはあったら良いと思うのは「英語力」です

日本人は英語が苦手な人が多いので、英語でビジネスベースで話ができる人はやっぱり重宝されます。。転職するにも、どうにも分が悪いとお感じの方は英語力をつけることをお勧めします

英語力を備えた上で他の言語を習得できれば尚良いです。。。

転職活動が嫌になる最大の理由として「離職理由」をどう説明するか?という部分があります。保守的な日本人が会社を辞める理由はスキルアップのためではなく、ズバリ 人間関係が嫌になってが圧倒的一位でしょう。。。

面接官も人の子なので、転職理由が美しものばかりではない事を知っているはずですが、ここはうまくプレゼンしないとこの関門を通過するのは”ラクダが針の穴を通るよりも難しい”といえましょう。。。

単に人間関係が嫌になってだと思われると「ウチに来ても嫌になったら辞めるのでは」と底の浅い面接官は勘違いします

私はこの痛くもない腹を探られるのが嫌で、転職活動などするくらいなら独立自営だと考えていたのでしたが現実は甘くはありませんでしたね。。

話がまとまりきらないのですが、不寛容なこの世界に一筋の道をつくりたく思うこの頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

葛藤が続くのは波動が合うまで。。。

今回の離職で助かった点を挙げれば「会社都合」退職に会社がしてくれたことです。。。

「会社都合」と「自己都合」では離職後に受ける経済的な恩恵に天と地ほどの差があります。。。

まず失業保険の給付の内容ですが下記をご参照ください。

会社都合の場合には7日間の待機後にすぐ受給開始となりますが、自己都合の場合には7日間待機+2ケ月間の給付制限を受けなければなりません。。

私の場合には”会社都合”のおかげで”270日”の失業給付金を受給する資格を得ました。

他にも国民健康保険税が減免されるという大きなメリットがあります。国民健康保険税はまともに払うとバカ高く、家族がいる人は絶対社保に限ります(^^)。。。

その他にも様々な恩恵がありました。。。

実質的には会社との関係が悪すぎて(パワハラや就業環境の悪化)ギブアップしたので最後の出勤日に総務から書類を受け取る時まで”自己都合”を覚悟していたのですが、”退職勧奨”扱いにしてくれました。。。

通常は会社が助成金等を受け取っている場合は、会社都合での退職者を出すと具合が悪いので自己都合退職に追い込むのが会社側の常套手段なのですが会社都合にしてくれたのは”温情”ではなく”あくまでも会社都合なのです。”

 

離職時に書いたおびただしい数の”念書”から伺いしれるのは、おそらく過去に不当解雇で労働争議になった経験から弁護士側から指導されての事であるし、離職者は一律的に会社都合にしてリスクヘッジしているようなのです。。

 

いずれにしても”会社都合”のおかげでなんとか命をつなげることができました。。。そして今年はどうあっても辞める理由がたくさんありました。詳細は書けませんが、あのままあの場所にいたら大変なことになっていました。私の五感が全力で危機を察知してくれていたからこその決断だったのでしょう。。

 

そして失業給付の受給期間内になんとか、新たな道を見出すことができました。。ここに至るまでに7社くらいと採用面接を受けましたが、そのいずれもが受ける第一印象が”ここ危険。。この人とは組めない”でした。。。

一言で言ってしまうと”波動が合わない”という世界に尽きます。私も長年転職に関心を持っていましたので自分の市場価値というものを大体捉えています。自分の職務経歴書に反応してくる会社がどうのような素性なのかもわかります。。

それでも苦い水を飲まねば前にいけず。この盃を飲むより他に道はなく♪男命をかけて飲む♪という心境で辛い日々を過ごしてきました。。


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しかしそのような心的姿勢で良縁が来ようはずもなく、やるだけやりつくしてすっかり諦めが付いた時に”自分と波動が合うものが引き寄せられた”ということなのだと思います。

お世話になることが決まった施設での面接の際には、過去の経歴はほぼ聞かれることもなく、ましてや離職理由は一切問われず”自分の今”だけを見てくれた事が有難かったです。未経験の職種であることと、給料が高卒新人並みなので大変厳しいのでありますがそれゆえにパラレルキャリアの実現にはまたとないチャンス!

土台となる社会保険は得られているのだから、あとの不足分はまさに在り方で稼ぐを目指します!