最近一つの悟りというか気づきを得たのですが人生の要諦は「頑張ることを放棄する」ことだと感じます。
自分はあまりにも現実を無視して上を見すぎていました。結論から言うと自己啓発に時間とお金を投資してもリターンは得られません。
人生を根本的に変えるリターンは得られないという意味です。
大前研一さんが人生を変えるには3つしかないと言っています。
①住む場所を変える
②会う人を変える
③時間配分を変える
これだけ?と思うかもしれませんがこれを変えるのはなかなかたいへんなことです。
自分が好んで学んできた内容 例えばティール組織の読書会を共同主催したりしたことがあるのですが現実問題、こういった内容を少しでも具現化していこうというフォースが働くのは大企業だけです。
一月に本を一冊も読まない社会人は少なくありません。何故か?役に立たないからです。趣味として読んで楽しむにはよいですが自分の人生に影響を与えよう。学びを力に変えようと思うとドツボにハマります。
SNS全盛で少しでも自分をよく見せようとしてきました。おかげさまで自分が写った写真が昔は好きでなかったのですが今は大好きになりました。
しかし現実はどうか?相変わらず人間関係に苦しみ。お金に苦しみ。自分の時間の無さに苦しんでいます。
とりわけ環境の力は大きく。いくら凡庸な資質の人間であっても環境が良ければそれなりの人になっていきます。逆に優秀な資質の人間でも環境が悪けれは成長のチャンスはありません。
自分が今いる環境を正しく捉えるということが大切です。
私には与えられている環境の中で無数のチャンスを取りこぼしていたと後悔しています。
青雲の志を持っていいのはやはり若者の時期であって学生の身分を離れて社会人になり結婚して家庭を持てば今の環境の中で見落としているものはないかを探してみることかと思います。
耳に痛いのですが第三者の指摘も大切です。単なるドリームキラーは排除すべきですが、別の視点で環境を俯瞰して見てくれる人が必要です。
そこで初めて自分の強みを生かせ他者に喜びを与え利益を得られ楽にできる物事が見えてきます。
ここでのポイントは自分のWantを優先しないことです。実を言うと私は研修講師の仕事が天職だと思っているのですが「講師の仕事はフリーでしかないです。」とキャリアアドバイザーから言われてそれはそうだろうなと思っています。
そんなわけで私がこれはどうかと思ったのは以前勤めていた会社が合併される前の儲かっていた時期に関連会社に利益を落とす目的で社員に整体の研修を受けさせて無理やり資格を取った事があったのですが「整体」は一つのキーワードだったなと今更ながらに感じました。そして食養生の料理教室も月1で参加してまして、これも関連会社の仕事だったのですが「食養生」もキーワードです。
あの当時はもっと上流の仕事に対する憧れや漠然とした上昇志向があって見落としていたのですが整体の仕事で身を立てるのであれば履歴書や職務経歴書を気にするより腕であるかどうかやホスピタリティがあるかどうかの話なのではるかに地に足がついていたなのと感じます。
もちろんレッドオーシャンであり市場は過当競争なのですが、それでもやればやるだけリターンは得られる部分はあると感じます。少なくとも技量は上がります。
色々なことに自己啓発&投資する必要はなかったのではと感じるこの頃です。
自分の心の声や自分の本心を押し殺して無理してなんとか頑張っても傍(はた)をを楽(らく)にできない事が悲しい😢です。