内閣官房参与の高橋洋一氏のTwitterの投稿が炎上しているようである。。
実は高橋洋一氏のYouTubeチャンネルでこの騒動を知りました。。TVのワイドショーを見ていないのでなんともいえないのですが、大衆感情としては「こんなに皆が大変な時に医療もひっ迫しているこの時に”さざ波”で(笑)(笑)だと!」とヒステリックになっているのが容易に推察できます。
私が個人的に好きな河合薫さん(もしウチの職場にいたら毎日ジジイ!と憤慨しそう)の投稿を引用します。
私が河合薫さんの↑投稿で着目したのは以下の部分です。
私は大学院のときに「量的な調査(アンケートなどを実施し統計的に分析する手法)だけに頼ると実態に合わないことがある」と何度も教育されました。臨床でドクターを経験したのち大学院に戻った先生は、「質的調査(インタビューなどから分析する手法)は、個人的な意見で汎用性がないと非難する人が多いけれど、現場でホントに生かされるのは、生の個人の声だ」と教えてくれた。
その真意は「それぞれの人生があり、それぞれの事情がある」という、実にシンプルで当たり前のことだと改めて思うのです。
なるほど、客観的な数字指標も大切だが、実際の現場の声・体感こそが現場では役立つということなのでしょう。。しかし政策というものは、数字指標メインでFACTをつくりますので難しいところですね。
そして渦中の高橋洋一氏のYoutubeより。(河合薫さん同様にファンです(^^))
この動画を見る限りにおいては、高橋氏の話の力点は五輪開催に置かれていると感じます。私も”五輪の開催権はIOCにあり開催地は単に場所を提供しているだけ”という説明に「そうだったんだ!( ゚Д゚)!」という感じでした。正直知らなかった。
もし開催地側で提供できません。となると莫大な違約金をIOCに支払わなければならないようです。開催に反対している人はそこまでは把握していないかも知れませんね。この五輪は最初からケチが付き通しだったので、これ以上損失を出さないためには無観客で開催が良いのでしょう。。。
でまとめとして今回の一連の騒動は以下の橋本氏のコメントである程度整理できるかなと?
「ヨーロッパと比べて感染者数の少ない今の日本の状況でなぜ、医療現場がそれほど逼迫(ひっぱく)してしまっているのか。そこに尽きるなという感じがしていて」
私もコロナに関しては、対応できる医療機関が限られそこに集中してしまっているのが大きな問題のような気がします。
Twitterという限られた文字数でしか情報発信できないSNSで「さざ波」はよろしくなかったと感じますね。
特に現代人は短絡的に感化されやすく、付和雷同性が強いので、これも高橋氏が常日頃言われるマスゴミの成果なのでしょう。。。
今回の事案?を通して、異なるパラダイム感の相互理解というのは非常に困難である(通約不可能性)ということを改めて感じました。