自分2.0へ! 50代からの再挑戦・自己覚醒録

人生のリカバリーショットを放つべく再キャリア構築の旅https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11013598

どこでも良いから滑り込むしかなかった。。

健康ランド内での寅さん販売員を(寅さんに失礼な感じがしますが)辞めるに至った理由の一つに、この時に入籍した事があります。またこの辺りの経緯は別にお話をしたいと思います。

さて、そんなこんなで辞めてはみたものの、貯蓄もないので直ぐに就業先を決めないといけません。また改めて就職活動する余力はないので友人の縁故を頼ることにしました。

こういっては失礼ですが、私の友人でも務めていられるコンピューターのシステム開発会社があって友人の口利きでとりあえず面接の段取りをしてもらいました。もちろんシステム開発など未経験。しかも30才という年は何かをはじめるには遅すぎる年ではありませんが、ことシステムを覚えるにはかなりの周回遅れの年齢です。アラフォーの彼氏無しの女性が婚活するくらいの難易度でしょうか?

とりあえず、かなりの圧のある社長さんに面接をしてもらった後に、いきなり”開発現場”にブチ込まれる事になりました。右も左もわからない私は言われるがままに、下請けの担当者と面接しました。「まぁ~体力があれば大丈夫だから」とまるで肉体労働の派遣業でもするみたいな感じです。ますます訳が分からないままに、開発現場に行くことになりました。元請けは富士◯で、大きな開発案件だったと思います。かなり多くの季節労働者(笑)が寄せ集められていました。

とりあえず最初はパソコンに触ることもなくブリーフィングと仕様書の整理みたいな仕事をしたと思います。同じ会社から出向させられているメンバーとここで同じチームになって情報交換します。リーダーを除いて皆素人くさかったです(苦笑)

なんかこういう庶務的な仕事で終わるのかな?と一瞬思いましたが、そんな甘い話で済むわけはなく、Windowsの操作さえ覚束ないのに、ベテランのITエンジニアと共に要件定義的な段でのミーティングに加わります。さっぱりわけが分かりません。ほどなくして「何故ここに素人がいるんだ?」と訝しがられるし、周囲に迷惑かけて申し訳ないしで所在なかったです。

同じような立場の同僚と「もう早く帰して欲しいよ~」と愚痴っていたら、ほどなくして担当の営業から「明日から行かなくていいからね~」と電話があり解放されました。

解放後の初出社の日に社長から「お前良く我慢したな~」とニヤニヤされながら褒められました。後でわかったことなのですが、とりあえず人を送り込めば日当(工数)を稼ぐ事ができるので、スキルがなくても突っ込んでしまえ!という事だったようです。

よく我慢したも何も、そこ入ったら立ち回るしかないじゃないですが、本当にエライ所に来てしまったと心底思いました。。。